2008-04-29
広島市医師会 平松 恵一先生から医師会員の方々へのお知らせです。
後期高齢者診療料の算定等に関するお願い
広島市医師会では4月22日に社会保険委員会を開催し、各医会の先生方から平成20年度診療報酬改定に関するご意見を伺いました。その際ご指摘の多かった項目について、下記のように考えますのでご協力のほどよろしくお願いします。
1.後期高齢者診療料について
わが国の医療を支えてきた国民皆保険制度とフリーアクセスは、これからも堅持していくべき重要な課題と考えております。後期高齢者診療料の問題点として、(1)これを一医療機関で算定すると、他院に慢性疾患で受診された場合、多くの管理料が算定できなくなること、(2)施設基準に必要とされる研修が一部に限定されており、現時点で今後の見通しも明らかでないこと、が挙げられます。また、診療報酬と併せ療養担当規則の第二十条が改定され、「診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用歴を確認しなければならない。」とされました。お薬手帳等を活用することにより、自院以外の受療状況を把握することで、後期高齢者診療料の算定に関わる問題は解決できるものと信じております。しかしながら、しばらくの間混乱を避けるため、当診療料の算定をお控えくださいますようお願いします。
2.外来管理加算について
この加算につきましては、今改定において「医師が実際に概ね5分を超えて直接診察を行っている場合に算定できる。」と改められました。また「患者からの聴取事項や診察所見の要点を診療録に記載する。併せて、外来管理加算の時間要件に該当する旨の記載をする。」こととなっております。前者はまさしく先生方はこれまで行っておられる日常診療そのものであり、後者の要件に該当する旨の記載が必要になったものと理解しております。(これまでどおりの日常診療を行われ、カルテの時間要件に関する記載を忘れずにやっていただければ算定可能です。)
後期高齢者(長寿)医療に関する最近の厚生労働省の資料を見ると、制度に関する説明の中に「高齢者担当医」という表現を使用しています。これまで彼らが主張してきた「総合医」構想が、言い方を変えて出てきたようにも感じられます。今回の診療報酬改定にとどまらず、これからの医療制度改革に対し常に監視の目を持ち続けなければいけません。会員諸兄におかれましては、いっそうのご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2008-04-03
広島市外科医会も発足からまる8年たちました。この3月に新しい会長と役員が決まりましたのでご報告させていただきます。ますます外科医会が発展して皆様のお役に立てるように努力いたします。
2008-01-04
あけましておめでとうございます
今年も広島市外科医会は地域医療ならびに救急医療に貢献することを目標としております。
今年の活動計画の起案ができました。
ことしもご参加よろしくおねがいします。
2007-11-13
広島市医師会主導の夜間救急診療所の新設計画
(その1)
中区千田町の健康づくりセンター前の駐車場に夜間救急診療所を設立する計画のあることをお知らせします。広島市医師会が公設民営のかたちで運営に協力することも計画しております。
診療科目: 内科系の初期医療
診療時間: 午後7時から11時まで
診療医師: 2名
現在、広島市と建物ならびに検査器具等の概算予算を算出して広島市市議会に提出中です。
今年12月末には予算がおりるがどうかが決定します。
今後は夜間救急診療所に関するニュースは随時、この新着情報に掲載していきます。
会員の皆様のご協力をお願いします。
2007-08-02
広島市医師会 平松恵一会長から7月31日に広島市医師会運営の夜間救急診療所についての計画状況の通達がありました。コラムにその全文を掲載しております。われわれ広島市外科医会の会員も是非、広島市の救急医療体制の崩壊を防ぐため、夜間救急診療所に出務していこうではありませんか。将来の総合医認定にも役立つのではないと思います。
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